埼玉県内の自立準備ホームを見学しました。
自立準備ホームは、刑事手続等で身体を拘束され、そこから解放されたときに、親族の援助を受けることができなかったり、住む場所がなかったりするために、自立した生活を送ることが難しい方に対して、宿泊場所や食事の提供、必要な生活指導や福祉サービスの調整等を一定期間行っています。宿泊場所がないことや、必要な福祉サービスを受けられないことが、その人の立ち直りを困難にします。弁護士として刑事手続に関わるときに、刑事手続を終えた後にその方が社会の中で立ち直っていけるように、自立準備ホーム等と連携して活動することがあります。その方に合った施設と連携できるように、どこにどのような施設があるのか、施設の環境はどうかを理解しておくことも重要だと感じています。